梅雨に向けて・・・
みなさまこんにちは
どんどん気温が上がる東京ですが、
もうすぐ梅雨がやってきますね・・・・
弦楽器をお持ちの皆さん!
湿気対策
ご準備はいかがでしょうか?
今回は楽器の事に関しても触れながら、
記事を書いていきたいと思います
まずは楽器本体!
弦楽器表面にはニスが塗ってありますが、
内側がどのようになっているか見たことはありますか?
のぞいて見ましょう・・・・
\ じゃーん /
(Googleから持ってきました)
楽器の内側、バスバーには
ニスが塗られていない
そのままの木が使われていることが分かると思います。
表に出ている魂柱や駒もそうですね。
ヴァイオリンやチェロの材料となる木は、
何年も何年も乾燥させて水分を飛ばすことで
振動を伝えるための、楽器のための木になります。
せっかく乾燥させた木に水分が入ってしまえば、
振動しづらくなり、楽器全体の響きが悪くなってしまいます・・・
次は弓の毛!
現在の弓の毛の原料は、
モンゴル産の馬の毛が使われるのが主流となっています。
梅雨の時期は毎日
湿気で髪の毛がまとまらなかったり、
せっかくの巻いた髪の毛が伸びてしまったり・・・
弓の毛も同じことを感じています。
湿気を吸って弓の毛がのびてしまい
ネジを回しても張らなくなってしまうことがあります・・・
これらの対策として
除湿剤をケースに入れましょう!
2つ入って1000円しない物もあります。
あるのと無いのでは大違いです!!
最近は除湿も加湿もしてくれる優れものや、
花柄模様の物・裏板の形をしたかわいらしいものもあります♪
大きさも様々ですので、お近くの楽器屋さんでチェックしてみてください!
弓に関しては、梅雨前に
毛替え
をオススメします!
弓の毛にもキューティクルがあり、
そこに松脂を塗りこむことで弦にひっかかり、音が出ているわけですが
だんだん松脂の粒子が入らなくなり、
つるつるすべって弦との引っ掛かりが悪くなってしまいます。
湿気対策も含めて、これを機会に
毛替えに出してみてはいかがでしょうか?
・・・ちょっと面倒くさいですが、
生涯付き合っていける楽器 だからこそ
少し気に掛けてみてはいかがでしょう?
長くなりましたが、そんな記事でした。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
一緒に梅雨を乗り越えましょう!
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